スマフォで本当にオープンワールド
あいさつ
こんばんは!真夏のアセットアドベントカレンダーということで、僭越ながら記事を書かせていただくことになりました、19さいゲームプログラマことLekと申します。よろしくおねがいします。
さて今回はオープンワールドということで、広い地形が必要ですね。地図からterrainを生成するアセットがあるので、それを使いましょう!
南の島へ行こう
Real World Terrainをインポートすると、UnityのメニューバーのWindow/Infinity Code/Real World Terrainから地形生成用のウィンドウを開くことができます。
Run the helperというボタンを押すと地図が開いて、どこをterrain化するか指定できるようになります。夏ということで、小笠原諸島の父島を指定してみました
指定できたら、Copy this to clipboard欄の文字列をコピーしておきましょう。
先ほどの地形生成用のウィンドウに戻り、Insert coordinates from the clipboardを押すと座標が更新されます。あとはStartを押して、気長に待ちましょう。すると……
なんということでしょう。Untiy上で父島が再現されました。遠目にはかなりのクオリティ。
スマフォで動かないとタイトル詐欺になってしまうので、Nexus5実機で動かしてみました。Time of DayとUnity付属のWater(Pro Only)を置いても60FPS付近を維持しています。
課題
テクスチャのソースが衛生写真なのですごく荒い。これさえどうにかなれば……あと木や草を自動で植える設定にしているはずなのですが、なぜだか一本も見当たりません。設定が悪いのか地図データが悪いのか、はたまたソフトのバグなのか……もしReal World Terrainを使っている方がいましたらご教授オナシャス!(自分のTwitter垢に飛びます)
おまけ
Generate buildingsにチェックを入れると、Open Street Mapのデータを元に建物を生成してくれます。4時間ほどかけて渋谷を生成してみましたが、結果は……